- 看護師の種類
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- 1.看護師
厚生大臣の免許を受けて、傷病者若しくは、褥婦に対する療養上の
世話又は診療の補助をなすことを業とする者をいいます。
(保健婦助産婦看護婦法・第5条)
- 2.准看護師
都道府県知事の免許を受けて、医師、歯科医師又は看護師の
指示を受けて、傷病者若しくは、褥婦に対する療養上の
世話又は診療の補助をなすことを業とする者をいいます。
(保健婦助産婦看護婦法・第6条)
- 3.認定看護師
必要な教育課程を修了し、特定の看護分野において、熟練した
看護知識と技術を用い看護ケアを実践できる看護師として、
日本看護協会から認定を受けた者をいいます。
- 4.専門看護師
専門看護師とは日本看護協会専門看護師認定試験に合格し、
ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を
有することが認められた者をいいます。
- 看護師を目指す
- 看護師になるためには、高校卒業後、法律で定められた養成
施設で3年以上勉強して、国家試験受験資格を取得、国家試験に
合格して看護師になるのが一般的です。
准看護師から看護師に進むこともできます。
この場合、進学コースといわれる昼間なら2年間、定時制なら
3年間の勉強を経て、国家試験受験資格をえることができます。
一番若くして看護師になる方法は、
中学卒業後、高等学校衛生看護科に進学し、准看護師免許を取得、
そこから進学コース(昼間2年)に進む方法です。
高校卒業後、看護師を目指すと、最短で3年かかるところが2年で
なることができます。
ということは、年齢が20歳で看護師になることができるのです。
今は4年生の看護大学などがあり、看護も専門化してきています。
看護師も高学歴化しているのが現状のようです。
一方で、一度社会人を経験して看護師を目指す方も沢山います。
看護師になるのには、年齢制限はありません。
あなたが目指したいと思ったとき、いつでも看護師になることができるのです。
- 助産師を目指す
- 助産師は、正常な場合の分娩の助産と、妊娠から育児までの
母性保健全般にわたる保健指導を行うことができます。
また、助産の業務に付随する行為、
「へその緒を切る」ことや、「妊娠の診断」「臨時の応急手当」も
助産師が独自で行うことが認められています。
助産師になるためにはまず、看護師国家試験に合格しなければなり
ません。
看護師になってから、1年間助産師養成施設に進学し、国家試験に
合格して助産師になります。
4年生の看護大学の場合は、学生の間に助産に関する科目を履修
した場合、受験資格を得る事ができます。